■中学受験に必要なこと
前回、5巻で学べる受験テクニックの一覧をあげたので、今回は名言を取り上げます。
で、気づいたことは、やっぱり、中学受験に一番必要な物についてです。
受験生として。親として。
ご確認ください。
■この夏、「受験生」になっていく

毎日毎日、教室の空気が少しづつ変わっていく。笑い声も少なくなり、どんどんと張り詰めていく。
こうして、少しずつかかるプレッシャーと闘いながら、子供たちは少しずつ、着実に、この夏、「受験生」になっていく。
って言うんですけど、大変ですね。
少しでも覚えようと、少しでも解けるように、少しでも正解に近づくように、少しでも点数を増やせる様、休み時間であっても、食事時間であっても、一歩でも先へと進んでいく。
そりゃ、空気も変わるはずです。
でも、目標に対してそうやってアプローチしていく訳ですからね。この経験を経て勝ち取る栄光は強いですよ。
私ごとですが、二十歳の頃、慶應に行ってる大学生とバスケをしたことがありますが、そいつらの態度にめちゃくちゃ腹がたったことを思い出しました。これだけの頑張りをして勝ち取った栄光であれば、鼻につく訳です。
私みたいに対してがんばらず、ぬくぬくと生きてきた人間は、見下される訳です。島津パパみたいなやつが多い訳です。(前回参照)しょうがないです。
■君たちのこの先の人生ずっと、点数つけられて生きていくんだよ

「小学生のうちは遊べ」っていう大人もたくさんいるけど、春になったら急にそんな世界になっちまうんだ。君たちのこの先の人生ずっと、点数つけられて生きていくんだよ
橘先生が吉祥寺校1のできない子、オウラ君に語りかけるシーンですが、なかなか罪深い言葉です。
世間ではよく「人と比較する必要ない」って言われますけど、そんなの無理ですよね。世界は点数をつけてるんです。矛盾極まりないです。
今回、双子のお兄さん上杉君と島津君の喧嘩の顛末が描かれていますが、「自己評価の低さをリセットすることが大変だった」的なこと言ってますけど、散々点数つけて、兄弟比較されて育ってきてますからね。
その結果ですからね。
そんなん無理ですよ。
ただ、文句言ってても世界は変わらないです。
そうやって、点数をつけられながら、評価を受けながらも、自分の強みを見つけて、自分の色を出していくしかないんですよね。
ちょっと話が変わりますけど、AKBの総選挙とかも、そう言う世界まんまでしたよね。世界の縮図だと思います。
早いうちに、この受験で、世界との立ち振る舞い方を身につけるのも、いい勉強になるのかもしれませんね…。
■タイムリミットがあります。

タイムリミットがあります。その目標に届く可能性があるのは夏の終わりまで。
この言葉も、奥深くてドキッとしましたね。
受験に限らず、どんな目標に対してもタイムリミットはあります。
それを日々、意識するか、しないかで、成果は大きく違います。自分への戒めのつもりで書いてみました。
ただ、中学受験に限っての話で凄いと思ったのは、小学生の能力は受験日当日まで伸びると言っておきながら、夏までの結果でどこまで伸びるかで、天井が決まってしまうという事。
お気楽に夢を見続けていい訳ではなく、きっちり時間は区切られているって事ですね。
しっかりとマイルストーンを置いて、目標に向かわないといけない。一生役に立つスキルです。
■無限に今の日々が続くわけではないのです…!!

「6ヶ月 ”も” ある」と思っていても、「6ヶ月 ”しか” ない」と思っていても、良くも悪くも等しく!必ず「終わり」はやってくる。
無限に今の日々が続くわけではないのです…!!
上記、「タイムリミットがあります」に続く言葉ですが、これも深すぎる。
良くも悪くも、等しく終わりがくる。
一生懸命、死に物狂いでやっている人にとっては、永遠に続きそうな苦しみから抜け出せる希望の光になるでしょうが、
やっていない人、適当にサボりながらお気楽にやっている人にとっては、「不合格」の烙印を押される、恐怖の日になる訳です。
残酷だけれども、平等だと思います。当たり前の事ですが、渦中にいる人にとっては忘れがちな事だと思います。
だからこそ、のんびりやってる子どもには早く気づいて欲しいんですよね。
■受験を「自分ごと」にさせることです!

今!お子さんに最も必要なのは!受験を「自分ごと」にさせることです!
小学生にとって、受験勉強みたいな辛いことを毎日やらされるのは大変なことです。
家でドリルをやらされるだけならまだしも、塾みたいに、みんなが猛勉強してる様な環境に置かれて、毎日、ピリピリして、一緒に馬鹿なことをやってた奴も、勉強し始めて、取り残された感じになって…。
それを強制されるのは「辛い」意外何物でもないです。むしろ、強制されたところでできないです。バーンアウトを起こします。
だとしたら、「自分ごと」にさせるしかない。
受験生に親ができることは、お金を出すよりも、環境を作るよりも、何よりもまず、「自分ごと」にさせることだと思います。
私にはこれがなかったから、受験に失敗しました。
私の、挫折談は長くなってしまうので、また、追々書いていきますが、気になる方は、前々回の記事も参照してみてください。私の挫折体験です。
そして、最後に番外編として生徒のセリフ2選。
■ねぇ神様。やんなっちゃうね。

内気な少女、まるみちゃんのセリフです。
理科社会を遊び感覚で覚えて、算数の難問を鼻歌まじりで楽しく解く子を目の当たりにして、打ちひしがれます。
そもそもの出来が全然違うのに、そんなレベルの高い子が苦戦している志望校を自分が目指すなんて…。
コンプレックス王としても、言いたいことが山ほどあるのですが、今回はやめておきます。ジュリとまるみの関係は要チェックですね。
■いつも俺、夜9時半すぎると眠くなるんよ〜。10時まで自習とかまじ眠いわ〜。

島津くんが耳にしたセリフで、「そんな早く寝るなんでどんなアホだよ」って思ってみると、全桜花ゼミのトップ。どんな問題でも一番に解いて、算数オリンピックにも出るってレベルの奴。
どこの世界にもいるんですよ。
人の気も知らないで、要領よく、結果をバンバン出してしまう人が。
勉強も、空手も、書も、仕事も、ビジネスも、全部。何もかも。
けど、それで塞ぎ込んで諦めるのか、腐らず、自分にできることをやり続けるかのどっちかなんですよね。
私は大人になってから、それも、結構な大人になってから気付きました。いや、正直、今でもめげそうになります…。
でも、島津くんはここで、「くそー。絶対負けない!」って言ってますからね。結果を出す人はここで踏ん張れるんです。吉祥寺校のトップを張ってるだけあります。勇気貰えますよ。本当。
自分より強い敵にぶち当たった時に、「オラ、ワクワクしてきただぁ〜」とか言うタイプの奴、嫌いなんですよ、私。
意味わかんないでしょ?だって、絶対勝てないじゃん。無理じゃん。痛い想いするだけじゃん 。
けど、最終的には髪の毛逆だてて金髪にして、人からオレンジの玉貰ったりして、勝つじゃん。冷めますよね。一気に冷める。ワクワクの「わ」の字が聞こえた時点で醒める。
けど、ここで描かれて、壁にぶち当たってる子は小学生ですからね。めちゃくちゃ勇気もらえます。何やってんだ、大人!って思います。
ライバルに圧倒的な差を見せつけられ、まるみちゃんと島津くんはどうするんでしょう?特に島津くんは家に帰ったらパワハラ父ちゃんもいますからね。応援したいです。
早く6巻に進みたいです。
ただ、5巻で、もう一点、全大人が知っておかないといけない、驚愕の事実を突きつけられました。
私は知らなかったので、だいぶ人生を損してきたと思います。
受験生が知っていて、大人が知らない、全大人が知っておくべきことについて、次回、詳しくお話しします。
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