■今更ですが…。
今更ですが、今回もストーリー無視です。
小学生の親として、知っておくべき中学受験とはどんなものか?
「6巻読んだらこんなことが学べます」一覧です。
復習・予習にお使いください!!
■二月の勝者6巻で学ぶ中学受験の実情16項目

それではいきます。
・絶望的な基本給と、実力でそれを巻き返す難関校の合格実績に沿った歩合制。塾講師の赤裸々な給与体系とは?
・同じゼミでも、教室によって合格実績が違う!?
生徒を難関校に合格させるために必要な要素は、指導力以上に「●●」
・職業として「塾講師」を選択する人の現実。大学院卒の塾講師の「現実とリソウ」
・東大生の家庭は年収950万以上!?
首都圏私立出身が4割を占める実情とそこに含まれるさらなる真実とは?
・人ににただ「答え」を教えて貰っているうちは「学習」とは呼べない。真に身に付くための非常にシンプルな習慣とは?
・受験の番狂わせを起こす、「ジャイアントキリング」を為し得る生徒が、必ずやっていることと、それが出来ない子供の特徴は?
・勉強漬けの夏休み終わりの初めての模試。想定できる結果と、親のとるべき正しい態度とは?
・夏以降はほぼ全員が頑張るようになるので、個人の学力が上がったところで全体の学力も上がる。よって、偏差値も良くて横ばい、下がるのも普通。その中で、塾講師がやるべきことは?
・塾の本気の「集金」と言われる、受験直前の講習三昧の内容とその金額は?
・どれだけ頑張っても、「夏の成果は九月には出ない」その真意とは?
・塾のプログラムとは別に、口コミやブロガーの情報を参考にした独自プログラムを子供に課す親に、やめさせる為に効果覿面のアプローチとは?
・北海道や大阪等、首都圏とは異なる地方独特の受験事情とは?
・今までの「優しい母親」や「理知的な父親」ではなくなり、まるで別人のように、●●をはらむ存在になる。秋以降に塾講師が気をつけるべきこととは?
・学校訪問で親が見るべき、絶対に外せないポイントは、「その学校にいる我が子を●●●●●●かどうか」
・文化祭などの学校訪問時に仲良し同士で連れ立って行ってはいけません。無意識に●●●●で、自分の●●●●が見れなくなるからです。
・成績が上がり調子なのにメンタルが落ちているケースと、「身の程」という言い訳とありがちな下方修正パターン。それを阻止するための秘策とは。
いや〜、実に興味深いですね。
6巻。ドラマ要素が強くなってきたとはいえ、まだまだ受験ノウハウがたっぷりで、流して読んではもったいない情報がたくさんあります。
「どれだけ頑張っても、夏の成果は九月の模試には出ない」ってところでも語られますが、人間、今後の動きで予想される内容を予め知っておけば、ある程度気持ちのコントロールはできます。
うちの子はまだ3年生なのではまだ受験を考えてはいませんでしたが、もう何ヶ月もすれば4年生。受験を検討し始めなくてはいけないかもしれません。
その点、「二月の勝者」を読んでいれば、受験に必要な予算、親が考えておく事や、子供にさせるべきこと、そして、土壇場で想定される想定外の状況等。とにかく勉強になります。
■東大生の家庭は年収950万以上!?

今回、特にびっくりしたのは、東大生の家庭の年収は950万以上の家庭が6割を占めるという内容でした。
気持ちのどこかで、「国立というのは、お金がなくても行ける一流の学校」という認識でいましたが、完全な勘違いですね。
日本では年収1000万以上の人は4%程度しかいないと言われている状況の中、東大生の6割は、950万円も稼ぐ家庭のお子さんということ。
東大生はほぼ、日本の上位4%に含まれる家庭で育ってきているということですよ。
考えれば、確かにそうかもしれません。
日本最高峰の教育機関である訳ですから、教育費を削って、国公立で済ませてた家庭の子で占められているわけがありません。
今や、進学校のほとんどが中高一貫教育であり、年間の学費、150万程度は余裕で出せる家庭環境なわけです。
6年間でかかる費用、子供一人に対し、900万。
兄弟2人いれば、1800万です。
その程度のお金を出せる家庭の子で占められていて当然なのでしょう。
■「大学行って勉強したいなら、頑張って勉強して国立に行け!」って言うのは見当違い!?

私の出身校も妹の出身校の学費を調べましたが、やはりそのくらいはかかってました。私たちの場合は小学校の時からなので、丸々、その倍かかってるわけです。無駄に塾も行きましたし…。
当時、バブルが弾けて、父もその煽りを直撃しましたから、高校までそのみちで進ませてくれたことには本当、感謝しても仕切れません。
話がずれてしまいましたが、
「大学行って勉強したいなら、頑張って勉強して国立に行け!」って言うのは見当違いな発言ということです。
「奨学金借りて自分で行け!」って言うのも違う気がしますね。
最近、奨学金の返済問題で苦しんでる人もいますからね。
すぐに就職できるとは限らない現在、就職しても手取りが潤沢にあるとは限らない現在、奨学金の返済スケジュールは、仕事をする上でも精神衛生上、良いもんではありません。
とどのつまり…。
■子供を大学に行かせるのに必要な年収は?

中学受験に限らず、大学へ通わすと言うことは、親がしっかりしていないといけない!!
と言う結論は間違いない訳です。
私、不思議だったんです。
まぁまぁな収入があったり、いい家に住んでいるのに、なのになぜ、奥さんにフルタイムのパートをさせたり、過度な節約したり、ヒーヒー言ってる感じを出しているんだろう?と。
一般的なことは詳しくはわかりませんが、例えば、パパが40代で収入が700万あったとして、扶養内で奥さんに働いてもらっても、800万円には届かない訳です。東大ではマイノリティに含まれるんです。
まぁ、950万円が必要条件ではないので、絶対ではないですが、ただ、子供たちの活動を支えるには、頼りない感じにはなるのかもしれません。
はぁ。。。
頑張りどころですね。
今が生活できてればいいってもんじゃないんですね。
頑張りますよ。
なんか、愚痴っぽくなってしまいましたが今回はこの辺で。
次回はちゃんとストーリに沿ったお話ができれば。。。
※U-NEXTの31日無料お試しで、漫画を1冊、丸々購入できるお試しポイントが貰えます。
無料で「二月の勝者」を読むなら、U-NEXTが断然オススメ。
もちろん、映画もアニメも「ムフフ♪」なやつも見放題です!!
コメントを残す