【二月の勝者】6巻 ネタバレや感想・名言!②小学生のうちに身につけたい、一生成長できるスキルとは!?

さぁ、これから全員で巻き返しです。

■改めまして、6巻、名言編です


4巻終わりでジャイアントキリングは3人いる!って黒木先生の宣言で終わりましたが、ようやく出揃いましたね。みんな目的意識を持つことで、調子が上がってきました。

それに反して、トップ集団の中でも、調子を落とす子も…。


改めまして、6巻、名言編です。

6巻の物語は夏合宿最終日が終わって、帰ってくるところからスタートして、夏も夏季講習も終わり、秋に入って、文化祭等の学校訪問のタイミングになります。


個人的な推しのキャラは成績鰻登り中なのに、メンタルやられてるまるみちゃんと、吉祥寺校トップで余裕と見せかけて、家ではパパのパワハラに怯える島津くん。


今回、島津くんはあまり出てきませんが、まるみちゃんのお話が少し出てきます。40歳になっても、コンプレックス王としては、要チェックポイントです。


では、名言絡めた、名場面集です。

■自分が人を「変えられる」と思っているならおごりです

自分が人を変えられると思っているならおごりです

生徒のために、もっと進化をしたい!と思った佐倉先生が、黒木校長に相談しにいった時に言われた言葉です。


これは、さらっとしてるけど深いです。本当に深い。


「頭も筋肉」とか、「一生懸命になればなるほど空回りする」とか皮肉混じりな辛辣なおまけも一緒に言われてしまうんで、ボケてしまいますが、深いですね。


「人を変えるより、自分が変わる方が早い」と言うのは真理です。


けど、その場合、「人に教えるよりも自分でやったほうが早い」とか、「期待するのはやめて、諦める方が楽」とか、そう安易なことを指す場合が多いですけど、そうじゃないんです。


生徒の成績を上げる訳ですからね。


前にも出てきましたけど、結局、「馬を水場に連れて行くことはできても、馬に水を飲ませることはできない」んです。


ただ、だからと行って、馬を水場に連れて行っておしまいか?って言われると、そうじゃない。水を飲ませる方法も考えられるはずなんです。
これは講師と生徒の関係だけじゃなく、

親子でも一緒。


心に刻みます。

■自分の頭で考える

自分の頭で考える

「自分の頭で考える」よう、促したつもりです。なぜなら、人にただ、「答え」を教えて貰っているうちは「学習」とは呼べないからです


上記、「自分が人を「変えられる」と思っているならおごりです」に続く黒木校長の言葉ですが、私もぐぅの音も出ないです。


子供たちには「自分の頭で考えろ」って言っておきながら、自分は早く答えを求めてたりします。ビジネスでも、私生活でも。


今の世界、答えは大体、5秒でたどり着けます。ポケットに入ってるiPhoneを取り出し、Google先生に聞けば、秒もかからずに答えが出ます。それが癖になってしまっています。


もちろん、その方がいい場合もありますが、考えて答えを自分で勝ち取ることをしてきていないと、いざ、実際にやろうと思ってもできなくなります。


脳に汗をかいて、たどり着く答え。


何歳になっても、ジャイアントキリングを起こせる、一生大切にしたいスキルです。

■塾の本気の「集金」

塾、本気の集金

夏合宿も夏季講習も終わり、秋に入り、冬を迎えます。年が明けて、いよいよ2月1日から入試本番となる訳ですが、いよいよ直前の特別講習のラッシュですね。


志望校別特訓コース、日曜特訓弱点克服コース、冬季講習、正月特訓コース、直前特訓コース。しかも、塾内でのノルマは全生徒の9割参加。


恐怖ですね。詳細は6巻でご確認頂くとして、月の費用とは別に15万円くらいです。


これは怖いですけど、改めて言われると引きますけど、知っておくことで心の準備ができます。そもそも、年間、150万って1巻で言われてますからね。そこの予算は超えない訳です。


最初からそれも含めて、検討しておけば、このタイミングでは子供のやる気を見るだけで、躊躇う必要はない訳です。ファイナルアンサーです。

■夏の成果は九月には出ません!

夏の成果は九月には出ません。

夏の成果は九月には出ません。


大きなジャンプを飛ぶためには思いの外かがむ必要がある。成績が落ちるのも、屈んでいる状態。夏に頑張りきれた人には大ジャンプのチャンスがくる。と言う黒木先生の説明です。


ここではクレーム逃れの方便的な描かれかたをしていますが、これも真理でしょう。いちいち深いです。


そして、高い跳躍の為にはかがむ必要があるし、そのための脚力(筋力・基礎力)も必要と言う、何においても大事なことですよね。


スランプや伸び悩んでいる現状があれば、噛み締めて欲しいです。今は辛抱の時。この辛さが筋力となり、より高くジャンプできます。


大切なのでもう一度書きます。

大きなジャンプを飛ぶためには、思いの外、不覚かがむ必要がある


大きなジャンプを飛ぶためには思いの外かがむ必要がある。

■何卒、全力のご指導をお願い致します。

何卒、全力のご指導をお願いいたします。

皆様の校舎からくる御三家クラスの大事な生徒は私が責任を持って預かります。

ので、吉祥寺校の生徒が皆様のご指導のクラスに伺う時は、何卒全力のご指導をお願いいたします。


黒校長が他の校長たちに皮肉混じりに頭を下げるシーンです。
ここ、かっこいいですね。好きなシーンです。結果を出す奴にしか出せない芸当です。ブラックヒーローです。

■「情報」も「塾」にお金を払って買うものです。

情報も塾にお金を払って買うものです。

首都圏私立の文化祭などの行事や説明会の日程情報が全て網羅されているリストが塾には存在するみたいです。確かに塾なしでそこまで整理された情報を得るのはかなりの労力が必要です。


黒木校長の言葉は悪いですけど、別にいくらで売ってるわけではなくて、普通にくれるんですよね。全学校のスケジュールを。


今はパソコンもあるので、希望の学校でリストの整理もしやすいですよね。30年前とは大違いなんだと思います。

受験生にとって、文化祭に行くのはモチベーションアップのために、絶対必要ですからね。


これを読んでて思ったのですが、私、行ったことないんですよね。文化祭も説明会も。そりゃ、自分ごとにならない訳です。


私が中学受験に失敗した理由はこちらに書いています。
【二月の勝者】3巻 ネタバレや感想・名言!③受験挫折者が語る中学受験に一番必要なものとは?

■さあ!これから「全員」巻き返しです!!

さぁ、これから全員で巻き返しです。


力強いですね。ヒーローです。


傷ついた過去とそれを拭うための裏の顔を持つ黒木校長の本気が伺える、とても力強い言葉です。
まるみちゃんは、合宿から帰ってきて、「あたしなんかが受かりっこない」って泣きじゃくってますからね。


前回、「ねぇ、神様、やになっちゃうよ」なんて軽く言ってたので、まるみも、なんだかんだ言って、「オラ、わくわくしてきただぁ〜」系の、なんでも逆転できる、嫌なやつ(私のコンプレックス)かと思ったんですけど、合宿中なので気を張ってたんでしょうね。


成績が上がり調子なのにメンタルが落ちているまるみちゃん。「身の程」という言い訳はさせず、下方修正させず、なんとか、第一志望の合格を勝ち取らせてあげて欲しい。


黒木先生が仕掛けた「秘策」が気になりますね。

黒木先生の過去の教え子の様子も気になりますが、その時に言ったセリフも

「君も必ず救うし、あいつらも「必ず」合格を手にさせる。絶対に…。」と言うセリフがから、決意が滲み出てて、力強いです。

君も必ず救うし、あいつらも必ず合格させる。


それではまた、7巻の感想でお会いしましょう。

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