■二月の勝者 7巻あらすじ…?
夏の「頑張りの結果が反映されない」とされた模試の結果も返ってきて、いよいよ本格的に「志望校」と「受験校」を絞って行く段階にきました。
今回、私の推しメン、まるみちゃん最大の見せ場もありますんで、凄く興奮しました。
名言と共に、思うことを書いてみました。
■ここから、親子ともに皆極まっていきます。
打てる手は惜しみなく全て打ちます。

九月に突入し、黒木先生の全力モード宣言ですね。もう、生徒も親も、そして、教師も、待ったなしの状況。
力強くて、頼もしいですけど、「極まっていきます」って表現が怖いですね。
使ったことないですもん。使ってみたいですもん…。
■女子が表裏あって、うまく切り替えてるの鈍感じゃん。by山本佳苗

シャーペン隠したり、あからさまな採点ミスをしたり、受験直前であっても、女子のイザコザはある様です。
それでも、ここで橘先生には伝えないのが、山本さん、ニクいですね。強いのはもちろんですが、しっかりしてるし、よく大人を見てる。
「『友達の悪口は言うもんじゃないぞ』とか逆に説教されちゃう」まで言ってますからね。
頼りにされなさすぎの橘先生。残念です。
橘先生、嫌いなんですよ。私。吉祥寺校一のおバカ、ラウル君の時はちょっと見直したりもしたんですけどね。
大内礼央ちゃんがたまたま喋っている所を目撃して、怒ったりするのもそうですが、なんか、この手の先生、いるんですよね。自分の数少ない成功体験だけで生きている、器の小さい教師が。大っ嫌いです。
私も経験あります。小林っていう英語の老いぼれ教師。自分が正しくて、生徒が嘘ついてるみたいな、間の悪い勘違いおじさん。あれで英語が大嫌いになりました…。
って、この本のレビューになってから人のせいばっかですね(汗
大内礼央ちゃんが、橘先生から理不尽な評価&扱いを受けているのが気になります。
これは心の平穏をかなり乱しますし、ダメージも半端ないです。ママもちゃんと取り合ってあげられてないですからね。
私も、妻も、娘にやってしまいそうで怖いです。私が本当にそういうの嫌だっただけに、気をつけないと。
■小学生女子は人間関係で簡単に成績が落ちます。

これも怖いですね。
山本さんに嫌がらせしている、今川理衣沙もそうですけど、どっから現れるかわからないですからね。
仲良しの子が勉強し始めたからって言って、すぐに別の人に寄生し始めて、ターゲットを攻撃しますからね。攻撃をされる方も、巻き添えを食らう方もたまったもんじゃないですよ。
ただ、今川理衣沙もこの子で可哀想というか、
親がバカですからね。バカな親からは馬鹿な子が生まれるという典型でしょう。
できるだけ、こういう人間と関わりたくないと思って生きてきましたが、娘が絡まれて被害に会うのも嫌ですね。それで試験に落ちるとか、悔やみきれないですね。
上の項で書いちゃいましたが、大内礼央ちゃんが、0点取ってますからね。
なので、人のせいにしてる場合じゃないです。全部、自分ごとにするしかないです。こういう奴には、自分の責任で、断固とした態度で挑むしかないんです。
■中学受験での「途中脱落」は…
親のほうが先に音を上げる

まるみちゃんの様子を心配したお母さんが申し入れをしにいった時の黒木先生の対応。
まさかの、話を聞くだけ聞いて同調して、決断は先延ばしにするという、「ガス抜き」のみの対応でしたね。
生徒自身は思ったよりタフです。親のメンタルを整えることが最優先事項。って言い切り、それを実践する姿はあっぱれですが、しっかりと生徒を見て、信頼してくれて、親までフォローしてくれるって凄いですね。
私の言ってた日能研はうろ覚えですけど、1クラス50人くらいいて、6〜7クラスくらいあった様な気がします。ここまでのフォローは難しいですよね。
■「伸びしろ」しかないじゃん by直江樹里

きましたね。遂に来ました。
まるみVSじゅりの直接対決!?
「混ぜるな危険」と不安視されていた二人ですが、じゅりからの誘いでお互い一緒に勉強することになりました。
なんと、そこでは天才ジュリが弱点を晒すものの、それでも、まるみは自分の殻に閉じこもって、自分を卑下して、実力差の大きさに、逃げ出そうとします。
そんな時にまるみに向かって発せられたのがジュリの「伸びしろしかないじゃん!」って言葉。
これは感動しました。
「内気で大人しいから元気で活発なのは合わない」と周りが思っていても実際は、「あんな風になりたい」という、強い願望を持っていた。
そして、それは「憧れられている側」の「天才」も同じ。と黒木先生の解説がありましたが、本当そう。
フェニックスでも、固定化された神セブンのメンバーは、異星人並に自頭が良い2人と、努力の天才5人っていってましたからね。
真の天才とはジャンルや方法は違えど、けど、真面目にコツコツ努力できるやつっていうのも、同じところに辿り着けるんです。
全く同じじゃないかもしれないですけどね。けど、それは天才も同じで、コツコツ積み重ねた奴にだけしか見えない景色なんですね。
ジュリの一言に、全てが込められてます。とても良いセリフで、大好きなシーンです。
これで、まるみちゃんも、ようやく、自分の事が見えたんじゃないかなと思います。勉強がもっと楽しくなってくるんだと思います。同じコンプレックス王としては、肩の荷が半分降りました。私、コツコツ努力なんかできないですけど…。
■あと何回できますか?
「改めて皆さん、あと4ヶ月を切りましたが、自覚あります?」から始まる黒木校長から各先生への言葉。

あと何回、授業ができますか?
あと何回、保護者会が、面談が、できますか?
どっかの保護者も言ってましたが、「あと4ヶ月もあるんじゃない。日曜日はあと16回しかないよ」っていうね。
1回1回、1日1日を大切にしないといけない。という本当、大事なことだと思います。
ちょっと話が変わってしまうかもしれないんですが、「あと何回できますか?」って言われて、ビクってなったんですけど、実家に帰って、母の作るご飯を食べると毎回思うんです。
「あと何回、このご飯を食べれるのかな?」って。
私の母は70になるし、体も強い方ではないので、できて、あと10年くらいじゃないかと思っていて、だとすると、実家に帰るのが、1年に1回、3日くらいのスケジュール感を想定すると、母の作ったものを食べれるのも、あと30食もないんじゃないかな?って思ってしまうんです。
突然、終わりが来る可能性があることを考えると、終わりが分かっているだけ、有り難いのかもしれません。
話はずれてしまいましたが、受験にせよ、なんにせよ、1回1回、大事にしよう。というお話でした。
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他にも書きたいセリフやポイントはあったんですが、話が長くなってしまったので端折りました。
島津くんがどうにか自分のペースを取り戻してくれればいいんですけど。
次回も楽しみにしております。
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