■ヤバイ!! ブログの書き方間違ってたかも…。
「ネタバレ」記事って、ネタバレ前提での感想だと思ってたんですが、それでも、言葉の引用だったり、事細かく引用すると著作権の侵害に当たるんですね…。
そりゃ、そうですよ。言われてみれば、確かにです。
私、ちょっと、書きすぎてるかもしれません。今後気をつけて行きます。
ってことで、今回は感想と言うか、なんと言うか、ちょっと思い出した事を書こうと思います。
■合否にすら責任を持つ必要がない。
そんな我々に、親が背負っている重荷などわかるはずもない。
塾講師のジレンマについては、桂先生もブチギレてまくし立てていますので、本編を読み直して、その熱く、儚い、やり場のない想いを受け止めて欲しいのですが、
佐倉先生の突っかかる態度を見て、同じ様な思いをしたことがあった様な気がして、考えていました。
ちょっと、話が変わってしまいますが…。
私、最近はご無沙汰になってしまいましたが、娘ができるまでカンボジアに通っていたことがあって、そこのNGOやNPOのお世話になって、現地の孤児院や、スラムの子供たちと交流をさせてもらっていました。
子どもたちと一緒に過ごす時間は、とても楽しく、日本では味わったことのない有意義な時間で、子どもたちも本当に喜んでくれていました。
ただ、その子たちの家庭環境は最悪でした…。
■カンボジアの孤児に想うこと

この写真は2008年頃にプノンペンのバサックというスラムで撮った写真ですが、子どもたちがケラケラ笑って、素直で、かわいくて、本物の天使みたいと思っていました。

けど、実際にはまともな家もない様な状況で、親も仕事をしないで昼間から酒飲んだり、トランプ(ギャンブル)している状況です。
中には、HIVにかかって、仕事もできない状況なのに、どっから手に入れたのか、ドラッグをやったりしている親もいます。
親戚の人が孤児院に連れてきて、屋根のある生活や、3食のご飯食べることができたり、NPOやNGOが支援して、学校へ通うことができたり、少し明るい未来が見えてきても、親の鶴の一声、「働けないから、代わりに働いてくれ」という一言で、10歳にも満たないのに、私たちの生活からは、想像を絶する劣悪な元の生活に戻されてしまうんです。
8歳になる前に売春小屋に売られてしまう子もいました。
私みたいなボランティアや支援者はもちろんですが、現地で、一緒に笑い、悩み、子どもたちの為に尽力しているNGO、NPOスタッフ。そして、子どもたちの人生の責任を全て引き受けようと、決意をした孤児院のパパママ。

どんなに濃密で、自分の事しか考えない様な親なんかには絶対に負けない、かけがえのない時を過ごしたとして、そして、子どもたちにとって、明るい未来が待っていたとしても、良くも悪くも、親との絆には勝てないんです。
辛いですけどね。
理不尽で、やり切れないですけど、これが現実なんです。
桂先生は、「私たち塾講師は、学校の先生とは違い…」って言ってましたけど、学校の先生も一緒だと思います。
もっと言うと、「親と子」の関係でなければ誰であれ、第三者でしかないんです。
逆に言えば、私たち、親と子どもの関係は、それだけ強い絆があり、「唯一」な関係な訳です。
今一度、そのありがたさを噛みしめようと思います。
すみません。先生方の切なさを想うと、重くなってしまいました。
私、塾はもちろん、学校も、卒業以来行っていません。学校訪問や、お世話になった先生方へ手紙を書いたり、なんかしらのアプローチをしたいなと思いました。
次回、9巻、もう少しだけお話します。
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