雪女こと、雪枝彩女という女にゾッコンの私、ソッコーで「雪女と蟹を食う 2巻」拝読しました。
■Gino0808 雪女と蟹を食う2巻
■あらすじというか…。
自殺願望のある北が、自棄になり強盗に押し入った先のセレブ妻と北海道に蟹を食いに行く話。1巻では強盗に押し入ったタイミングで2回、旅に出た直後にラブホで1回、そして、翌日、旅館に泊まって、すんのか、しないのか?ってところで終了でしょ?
2巻は、猪苗代湖行って、湖水浴したり、越後街道通って、会津若松、そして、加茂水族館などを回りながら銀山温泉を目指しますが、都度、セコセコやってます。
「この夏の終わり、それは、死より残酷な死だ」なんて、格好つけて始まりますが、セコセコやることやってます。
「この恋慕の行先は、おそらく無だ…」なんて言いながら、本当、セコセコ。挙句、日本酒を口移しで行ったり来たりさせながら、イチャイチャイチャイチャ。
まじ、イラつく…。
■享楽に耽ることでしか救われない事がある
「享楽に耽る(ふける)ことでしか救われない事がある」
「享楽に溺れることでしか救われない事がある」
2回出てきます。
「享楽」って分かります?
辞書を引くと、「思いのままに快楽を味わうこと」って書いてある
「耽る(ふける)」もすごい。
「(度を過ごして)熱中する」ことだって。
つまり、
「思いのままに快楽を味わうことに、度を過ごして、熱中したい。快楽に溺れたい。」って言ってるんです。
もちろん、巨乳セレブ妻。雪枝さんが。
■ふふふ。すごいバカ。
1回目は会津若松の小料理屋?で、日本酒を飲みながら、「北さんから教えてもらったんです」と言い、「欲望を解放してこの世の理不尽から逃げてもよかったんだ」と続く。
この時の、雪枝がまたヤバイ。「蟹が食べたくて盗みを働くなんて、ふふふ。すごいバカ。」って頬を赤ら言うのだが、めちゃくちゃかわいい。
いやいや、「盗みを働く」って、簡単に言ってるけど、強盗&強姦だよ?
それを、「ふふふ。すごいバカ」って…。
(元AV女優 or キャバ嬢ライン、現実的になってきた)
そのあと、いいバカ、悪いバカ論争?になるんだけど、そんな問題じゃないでしょ!!
って、もうね、アラフォーだって言うのに、童貞くさいツッコミしか入れられない。
はい。言われたいだけです。「ふふふ。すごいバカ」って。
■タクシーを降りてまで買うもの
2回目は、宿に帰ってきてから、布団の上で日本酒で乾杯する時。わざわざタクシー降りて、コンビニで享楽という名の日本酒と、コンドーム買って備えてるからね。雪枝から、不意打ちで口移しで飲まされ「一緒に溺れましょう」って。
でもね、ここら辺から気づくんです。あれ、この人、やばいかも。。。って。
雪枝さん、何から逃げてるのよ?どんな理不尽に耐えてるのよ??酒を飲んで、忘れたいことって何よ?見ず知らぬ男とでも、快楽に溺れたいって、どこまで追い詰められてるのよ!?
って心配になる。地雷臭はするけど、心配になる。。なぜなら、エロいから。
普段、涼しい顔してるけど、末期。そして、激しく寝バックでフィニッシュ。
その後、悪夢で目を覚ます。が、全裸。
申し訳ないけど、たまらん。
■雪枝彩女の地雷臭
とにかく、雪枝さんのギャップというか、振り幅というか、セリフ、表情、仕草、背景、スタイル(水着有り)に心揺さぶられる2巻でした。
北よりもよっぽど、大変な思いをしていそうな感じがします。地雷臭は感じつつも、どんどん引き込まれてしまいます。
北は「一人で生きたくも、死にたくもない」とか、なんか、重そうに見せて、甘ちゃんなセリフばっかり出てきますが、「お前の事なんか、知らねーよ。バカ」って感じ。
雪枝さんの「うふふ。バカ」とは次元が違うやつ。殺意を込めて「バカ。」
舐めた事言ってないで、さっさと雪枝と向き合えよ!って思う今日この頃。
ぜひ、読んでみてください。
■雪女と蟹を食う2巻 試し読みはこちら
【雪女と蟹を食う】2巻
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